だけどこの3人の画像をそれぞれ何百も手に入れるのはむずかしいです。そんな時にひょっとして役に立つかもしれない技術があります。
その技術の名前は
「画像データの水増し」
身も蓋もない、そのまんまの名前がついています。
例えばこの画像を水増しすると、こんな感じになります。
右回転、左回転、二値化、ぼかし、モフォロジー変換(二人とも付けまつげみたいになった)、x軸回転、y軸回転、y軸回転したあとx軸回転。
これで1枚の画像から8枚の画像を作り出すことができます。例えば20枚のシータの画像があるとしたら、
20+20×8で180
で、シータの画像が180枚になります。
まるで錬金術です。画像を分類しなければいけないけど、どうしても数が足りない時に使うらしいのですが、どれほど効果があるのかは試していないので何とも分かりません。
画像に関してはOpenCVというモジュールを使います。今この本で学習中です。まだまだ画像を加工している段階で認識まで行けていませんが、画像も自然言語処理に負けず劣らず楽しく学べそうです。