ジブリからダウンロードした画像を使って、シータ、キキ、ナウシカを見分けるモデルが作れないか試してみました。シータ、キキ、ナウシカが写っている画像を選ぶと、それぞれ20枚程度しかありません。これではモデルを作る以前に、データが全然足りません。
そこで画像データの水増しを行って、それぞれ180枚に増やしました。画像データの水増しについては、前記事の「ナウシカ、シータ、キキの画像を分類したい」を参照してください。
先ずは「入力層+中間層が1つ+出力層」のシンプルなモデルでやってみます。
エポック数は10回で、これ以上やると精度が下がる一方になります。
結果は、精度が0.6304。データが少ないとはいえ、ちょっと寂しい結果となりました。学習曲線はこのような感じで、過学習しています。やはりデータが足りないようです。
どのように分類したかを見てみると、
シータ × 14
〇 26
キキ × 29
〇 29
ナウシカ × 8
〇 32
となり、ナウシカをよく分類できているようです。
今度は「畳み込みニューラルネットワーク」にチャレンジして、精度向上を目指したいと思います。